2013年07月26日

模型誌1309


久々に模型誌のレビューでも^^

今月号は『ビルドファイターズ』発表後の発売号とあって、そちらが話題の中心となってますね。

まぁ、まずは新製品情報から行きましょう^^

★新製品情報★

〜ビルドファイターズ関連〜

◎HGビルドストライク フルパッケージ 10月上旬
◎HGビルドブースター 10月上旬

ビルドファイターズの主役機です。
ストライクガンダムをベースに・・・と言うだけあって、胴〜下半身にかけてほとんどストライクのまま。
逆を返せばHGストライクガンダムを最新フォーマットへアップデートしてください・・・と言わんばかりのデザインですねぇ〜(笑
それにしてもストライクってのは立体物に恵まれてますよねぇ〜。
HG、ノワール、RGとね。
(MGを含めたらもう何度見てきたことか。平成の78か?と言う位。愛されてますねぇ〜^^)

最大の特徴はヒジ関節かな?
この関節、オールガンダムプロジェクト機と共用デザイン(大きさは不明ですが)で、しばらくこの関節デザインが主流になりそうな予感。
それが良いのか悪いのか・・・うーん・・・、今の段階では若干不安の方が大きいかなぁ〜(^_^;A
まぁ、バンダイさんの積み重ねてきた技術力が皆に満足感をもたらしてくれることにに期待・・・。

もう一個の特徴が背負いモノ・・・ビルドブースター。
単品で発売されて他の既存のキットにもくっつく・・・とのことですが・・・。
背負いモノとセットで『ビルドストライク』のデザインだと思うんですが・・・『他にくっつけたい需要』がどう産まれるのか?受け入れられるのか?
その辺の本編の誘導手腕に期待・・・かな?^^;

ところで・・・キーイラストとキットのブースターの翼の表現が既に乖離が激しいですが・・・(笑
皆がこぞって改造に明け暮れた『フリーダムの再来』なるか??w


◎HGザクアメージング 10月上旬
◎HGアメージングブースター 10月上旬

こちらは『フルパッケージ』って名前にならないの?(^_^;A
ベースはHGUCザク・・・ではなく、『HGUC高機動型ザク』でした^^;;;;
良かった・・・。。。
どう見てもザクなのですが、どうやらアメージングブースターに『ザクっぽいスネが丸々入っている』のかな?
どうやらバンダイさんは僕の予想を上回る良い仕事をしているみたい?(←偉そう^^;

あとは・・・デザインの好み・・・もしくは劇中の活躍次第でしょうかねぇ〜?
どうにも何とも言えない・・・(^_^;A

◎HGガンダムX魔王 11月

まずそのネーミングにツッコみたくなるワケですが・・・むしろそれを狙っているんでしょうねぇ〜(^_^;A
キットの方はX・・・と思いきや、意外と色々変わっている様に見えますね(^_^;A
X単体だと細身な感じがしていたと思うのですが、『魔王』単体で見ると凄くバランスが良い感じに見える変更に思います。

いや・・・だから・・・今判断するのは時期早々かと・・・(^_^;A
ってか、何を判断すればいいのかもよく分からない・・・(^_^;A

なにせ、このシリーズ、『元』があるワケじゃないですし、ガンプラが題材なだけにコレが『正解』なんでしょうからね^^;;
あと・・・新規金型モノじゃないと、僕の出番が無い・・・^^;;;
全編通して何点かは完全オリジナルモノが欲しいところです^^

〜HGオールガンダムプロジェクト〜

・・・ところで・・・このHGAGP(上の略ね^^;)、一般のHG枠とは別口・・・ですよねぇ〜?(^_^;A
AGEが毎月HG2点くらい頑張ってたから、HGAGP枠とBF枠、HGUC枠と、HG3枠体制・・・と考えて良いのかな〜?
・・・ってか、そうなることを祈ってます(^_^;A


◎HGACウィングガンダム 9月予定

HGオールガンダムプロジェクト第1弾はWガンダムです^^
全長12センチとHGのなかでも若干小ぶりな仕上がりです。
プロポーションは今時のプロポーションで、Wのキャラクターを上手く再現したバランスの良い形状と思います。
変形機構もしっかり再現されていて、第1弾としてはとても満足な出来映えになりそうです^^
ヒジ関節がビルドストライクと一緒なのが特徴になるのかなぁ〜?

◎HGAWガンダムダブルエックス 10月

こちらも『X』からかなり待たされましたが、いよいよお目見えです^^
『X』が非常に細身でキット化されたので、ダブルエックスがどう言う方向性で立体化されるのか機になっていましたが・・・ちょっと太めにしてきましたねぇ〜。
個人的には細くても面白いと思ったのですが、まぁこちらの方が万人のイメージするプロポーションかな?
前半機のパワーアップ機として後半機は太め・・・ってのもアリだと思います。
細いのが欲しい!と思ったら『X』と組み合わせれば・・・???

何にせよ、僕はフリーダムの次に好きなガンダムでもあるので今回のキット化はとても嬉しいです^^
顔がイケメンじゃ無さそうなのが難点^^;;

◎HGUCビクトリーガンダム 11月

変形はオミットされるとのこと。
よくよく考えれば、HGUCシリーズはGP01から始まり、HGUCSガンダムやHGUCガンダムを見れば分かる様に、変形しなくても良いシリーズだったわけですから(伝統としてコアファイターはおまけで付いてくる・笑)、当初の形に戻った感じがしますね^^
アッシマーとか、ギャプランとか、ガブスレイ当たりで進化しちゃった気がしますねぇ〜^^
その揺り戻しで『差し替え変形』に落ち着いた様な・・・。(僕の曖昧な記憶なのでその程度と思ってください^^;

写真を見ると、意外と『普通な』Vガンダムです^^
思っていた以上に共通フォーマットってのは機にしなくても大丈夫・・・なのか?
さすがバンダイさん!と言う感じなのかな?

このクオリティなら僕の中では心配は杞憂だった・・・というくらい満足できそうな感じです^^
F91やV2の続報が気になります^^

あとキット出てないのって・・・ウィングゼロと∀くらいですかね???
春先には全部揃っちゃうのかなぁ〜?
揃ったら・・・Ver.2.0路線に移るのか?ってのも気になりますね・・・。
(戦略として究極は全てのガンダムが共通フォーマット・・・でしょうからね^^;←考え過ぎか?^^;

にしても、ビルダーズパーツをリリースしているからか、手首の貧弱さ加減が・・・(涙
悪意を感じる・・・!ヽ(`Д´)ノ
・・・と思ったのですが、どうやら『手首も共通規格』にすることで『武器の完全相互利用』を目指している模様・・・。
・・・確かに丸穴あきのダンボールシリーズと比べればマシではありますが・・・。。。
この形の手首とずっと付き合うことになるのか・・・(´・ω・`)
良い手首にしたければビルダーズパーツをどうぞ・・・という感じなのね・・・。。。
ならばやはりビルダーズパーツとは違うもっと出来の良い手首パーツも用意して欲しいところ。
お願いしますよ〜、バンダイさ〜ん・・・(´・ω・`)


〜通常ラインナップ他〜

◎HGUCユニコーン3号機フェネクス 8月3日GFTにて限定販売

羽根が生えたその姿はまるで・・・アルヴァアロン・・・(^_^;A
何ともキャッチーな形で登場したユニコーン3号機。
そのユニコーンモードも発表・・・。
・・・。。。
キットは出なくて良い気がする^^;

腕に展開したアームドアーマーDEが付くから羽根っぽく見えるのかな・・・と思ったら、専用の接続フレームを介して背中に搭載されてますね。
・・・確信犯か!ΣΣ(゚Д゚;)
まぁ『フェニックス』ですからねぇ〜。。。
しかも、貴婦人と一角獣に描かれた『鳥』繋がりとか・・・。
深すぎて読み切れない^^;

・・・でもこのデストロイモード、意外とキライじゃないぞ・・・と思う僕が居るのは・・・
何故なんだろう・・・(´▽`)

通常ラインナップじゃないけど、どうしても触れずにはいられなかった・・・w

◎MGガンダムVer.3.0 8月10日発売!

発売直前となりましたね。
パッと見は『RG・78ガンダムを大きくしただけ・・・』に見えますが、その分割された装甲がどうやら色々な部分でスライドする様な感じみたいですねぇ〜。
それはそれで凄いなぁ〜とは思いますが・・・。
組みやすさ的にはどうなっているんでしょうかね?
2.0の反省を活かして・・・と思いきや、ココまで動くって事は・・・分割しまくり、またフレーム組むのも大変・・・なんでしょうか?^^;;
RGの時は比較的気にしなかったわけですが、MGとしてプロポーションを見るに、『2.0』と比べるとさほど細身に感じず、PG〜2.0のちょうど間ぐらいのプロポーションに当たるんでしょうか。
このデザインが『フルアーマー』着たらどう言う感じになるのか?・・・とか、ジムは・・・?とか、色々気になるところです。

僕の興味はこの『3.0シリーズ』の続きのラインナップですかね・・・。
例えば、『ザク3.0』もRGと同じデザインにして、『装甲分割に意味を持たせる』方向でまとめるのか・・・。
既にRGで発表されているデザインのモノはそのまま踏襲されていくのか・・・。
新しいものが好きな僕としては、RGのデザインを引き継いでいくってのはちょっと見たくない気がしますね・・・。(でも一般受けはするでしょうからあり得る話ではあります^^;

◎HGUCゾゴック(UC.Ver) 9月発売

いよいよテストショット公開!
か・・・
カッコイイ・・・ΣΣ(゚Д゚;)
おおよそカッコ良くはならないだろ・・・(←超失礼^^;)というデザインなのですが、ココまでブラッシュアップされるモンなんですかねぇ〜・・・。
カトキさんの画稿でも十分カッコ良かったですが、正直可動に関してはジュアッグの件もあるし、さほど期待していませんでした(^_^;A

が!

片ヒザが付ける!?
モノアイが動く!?
頭部ブーメラン10本別パーツ!?(しかもスリット同士の隙間感がまたメカニカルでカッコイイ・・・。

非常に楽しみになってきました^^
手に取るのが待ち遠しい・・・w


◎MGウィング・プロトゼロ 10月

ラピッドプロト公開。ネオ・バードモードも公開。
先月ガンダムエースで突如公開されたプロトゼロ。
イラストはカッコ良いモノの、若干不安の残るテイストが感じられたのですが、ラピッドプロトには不安は特には見当たらず^^
凄くカッコ良くなりそうな予感ですね^^(ただ、色が付くと配色の妙でどうかなぁ?)
ネオバードモードもより一層『飛行形態』が感じられる仕上がりで、素直に楽しみな一品です^^
HGも含めてガンダム祭りですねぇ〜・・・(^_^;A

作る際にはエピオン同様、配色を一部見直してスッキリカッコイイ、ゼロを作りたいところです^^


◎MGストライクルージュ・オオトリ装備 9月

本体はバリエーションですから出来の良さは折り紙付き^^
背負いモノの方は・・・こちらも普及点じゃ・・・?
IWSPの造形が非常に凝ったデザインでしたから、こちらも期待したい所ではありますが、そこまでは確認出来ず^^;

今月の続報としては、このオオワシ装備にエール・ソード・ランチャーが装着できるとか。(電撃より)
・・・???
???
オオトリ装備自体が既に『IWSP正式採用版』的な、デザインを見てもランチャーも付いているし、ソードも付いているし、『パーフェクトストライク』の完成度を増したかの様な『全部載せストライカー(どちらかというとデスティニーに近い装備ですよね?^^;』なのに???
更にストライクの装備が作ってどう言うことなのよ?^^;;;

その詳細は次号で・・・!
・・・だそうです^^;

◎HGUCドーベンウルフ(UC.Ver) 8月7日発売

ほぼ製品版公開。
緑じゃないドーベンウルフも新鮮ですねぇ〜・・・。
ってか、緑の方はいわゆる『正常化』が必要な感じの配色ですから、こちらの方が洗練されてるのも当然かと^^
装備に関しては『ZZ.Ver』の装備はほぼ網羅しているので、袖さえ削ってしまえば『ZZ.Ver』も簡単に再現できます^^
袖を作るのは大変だけど、削り落とすだけで良いなら簡単ですから『UC.Ver』としてのリリースはモデラーには嬉しいですよね^^
ただ、ココまで完璧に揃っているなら、やはり『シルヴァ・バレト』の頭部も欲しかったなぁ〜と言うのが素直な感想^^(『ドーベンウルフ』だから無くて当然、とも言えますが^^;)
プレミアムバンダイなんでしょうねぇ〜。。。

もうすぐ手に入っちゃう発売日なのでお楽しみに^^
僕は心の準備がまだ出来てない・・・(^_^;A


◎ビルダーズパーツ新作

1/144 MSパイプ01
1/144 MSスパイク02

まさか?の、バンダイ製パイプがリリース決定!ΣΣ(゚Д゚;)
いや・・・、まぁ・・・嬉しいですけど・・・。
プラ製ですから、パーティングライン消すの大変なんでしょう・・・?(^_^;A
その辺がクリアーされる技術をバンダイさんには是非開発して欲しいところ・・・^^;;;


新製品はこんな感じでしょうか?
盛りだくさんではありますが、『ビルドファイターズ』モノは題材が題材だけに流用祭り・・・ってのが個人的にはテンションが上がりきらない要因になりそうです(^_^;A
本編が『そんなのカンケーねぇ〜』って言わせちゃうくらいパワフルな展開になってくれたら嬉しく思いますが・・・。
楽しみです^^


今月の模型誌の内容は主に『RG GP01』発売記念として両誌共に『0083』特集ですね。
レッドフレーム登場でアストレイが注目される時期ですが、オマケの都合からか?
アストレイって言うと電撃の方が力入れてたイメージがありますが、若干HJの方が気合い入っている様な気がするのは・・・気のせいでしょうか?^^;
いや、ちゃんと電撃も新作アストレイ連載しているんですけど・・・。
全体的に電撃の方は1作例に対して掲載量が少なくて、ちょっと物足りない感があるんですよねぇ〜。
数が多くて賑やか・・・と言うのはとても良いことだとは思うのですが。
その辺なかなかバランスが難しいんでしょうねぇ〜・・・。
(全体のガンダム成分の量は変えられないんですかねぇ〜?不思議・・・。)


と言う感じです。(ザックリ過ぎるな^^;





posted by シンたろー at 17:31| Comment(6) | 模型誌レビュー | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2013年07月09日

My best of MG


プレミアムバンダイが『ガンダムVer.3.0』の発売を記念して行われている、『マイベストオブMG』投票企画の中間発表が明日行われるそうです。
http://p-bandai.jp/hobby/special-1000003120/


MGと言えば、僕が記憶している話をすると・・・

1体1体コンセプトを決め、それを実現する為にアイデアを一般からも募り(HJ誌上で連載されてたんですよ)、半年〜1年の開発期間をかけて作り上げていった『究極のガンプラ』だったわけです。
僕が復帰した頃は『MGドム』の開発途中で、この頃のバンダイさんは『曲面の面構成』が苦手だった頃。
開発は難航し、『ボリュームのある機体を試験的に作りたい』と言う事で、面構成に関しては平面の多いお得意の連邦の『GP-02』を入れ込んで発売した・・・と言う様なエピソードがあるほど。

その後今ではごく当たり前の『バリエーション』でジムや旧ザクを発売。
『ZZ』と同時期に発売された『アレックス』、『ジムカスタム』、『ジムクゥエル』では発売時からバリエーションを見越した共通設計に初チャレンジ。
(ジム・旧ザクは既存のキットに追加パーツという形で余剰パーツがたくさん余った^^;高機動ザクについては色分けできないので、逆に『設定の色』を変えると言う暴挙に出てファンから反感買ったりもしましたね・・・^^;)

以上の経験・ノウハウを踏まえた上で、MGと言うフォーマットの基礎的な仕様の固定化し、販売ペースを迅速化(その為にも一般からアイデアを公募するというシステムも廃止)、バリエーションも見越した上での開発、ランナー割りを盛り込み、2000年5月(たぶん)の『MG陸戦型ガンダム』から始まる『月1販売ペースでの展開』にこぎ着けるわけです。

そこからはもう・・・本当にたくさんのアイテムが出ましたねぇ〜。。。
バンダイさんの開発チームのアイデアも豊富で尽きることなく、技術が革新すればそれから更に新しいアイデアを導く・・・という好循環。

組みやすさを追求し、昔は複雑に入り組んでいたギミックは同じ効果を発揮しつつもより簡素化した仕様へと進化。

僕等一般人の思考を遥かに上回る進化を遂げ、今や恐竜的進化した製品になったわけであります。
(今はガンダム世界のMSの開発系譜で言うと『逆襲のシャア』的なところまできたんでしょうかねぇ?笑←Ver.2.0がちょうどZZの恐竜的進化の末・・・みたいなw)


と言うワケで、僕の中での『マイベストオブMG』って何だろな〜と思いを張り巡らせてみました。

完全な独りよがりな意見ですので、まぁ『こういう意見もあるんだなぁ〜』程度に聞いて頂けたら嬉しく思います^^



第5位 MGガンダムF91 及び MGマラサイ

こちらを選ばせてもらったのは、技術向上&模型にとって良い素材探しを常に目指す姿勢が伺えるキットだからですね^^
F91で挑戦したのは『PCレス』設計です。
PCの良いところは『ヘタりずらいところ』、『関節がなめらかに動くところ』に個人的にはあると思うのですが、これを仕込むことで『関節設計の自由度が下がる』と言う制約を受けてきたのでした。

F91以降のUCの小型化されたMSのキット化に際して、『もっと小さい関節』を模索して考えられたのが当時チラホラ使われてた『ABS関節』だったのでした。

ABSは『ちょっと柔らかい粘りけのあるプラ』(十分固いですけど^^;)で、間接強度も高く出来たので当時は『大発見』的存在だったのですが・・・。
まぁ、今では『塗装できない(塗料が浸食すると割れる)』素材として若干やっかいがられちゃうのでした^^;

それでも頼らざるをえない状況が長いこと続きましたが、『MGマラサイ』において投入された『新プラスチック』がABSと同様の性質を持ちつつ、しっかり『プラスチック』の性能を持つ新素材だったのでした。
全てが万能・・・というわけでもないでしょうが、例えこの素材によって出る不都合があったとしても、バンダイさんならそれを検証してまた更に良いと思われる素材を探してきてくれることでしょう。

こうして特にパッケージで謳われているワケでもないところでの進化も常に目指している姿勢が素晴らしいなぁ〜と思う次第。

よく『ガンプラは作る玩具』なんて揶揄されますが、こういった素材変更から垣間見える『模型』としての進化も常日頃からバンダイさんも模索している姿勢がモデラーとしては嬉しくもあり、頼もしくも感じるわけです^^


第4位 変形機構を持つMS全般

かなり大きい枠組みになっちゃいますが、MGというブランドにおいて、変形するMSの存在はまさに避けて通れない道・・・。
昔から満足に変形できるゼータを作れなかったバンダイさんが本気で臨んだのが『MGゼータガンダムVer.1.0』なワケです。
その際、デザインが出来て、立体機構、模型知識に深いカトキさんが参加して作り上げたのが『Ver.1.0』だったのです。(カトキさんはそこからずっと関わってます^^
僕も組んだことがありますが、そりゃもぅ・・・あのゼータがカッコ良いMSとMAを両立させたのにはただただ驚きましたねぇ〜^^
まぁ、作る難度が高かったり、プラプラしたりもして、なかなか商品として良いものだった・・・という記憶はありませんが・・・(笑

そこから始まり、色んな変形機構にチャレンジし続けてきたバンダイさんは今やこの道では追随を許さないほどの技術力と設計力を持ち合わせる様になったのではないでしょうか?

ZZの変形もビックリしたけど(MGらしからぬスカスカ感もあったけど^^;)、Sガンダムにも驚かされましたし、最近のMSは立体化も前提としてデザインされているのか、難なく変形している様にすら見えます^^

まぁ『技術力を見せつける!』と言う面においては『これは変形ムリだろ?(^_^;A』と言うデザインにチャレンジすることの方が効果的だと思いますので、最近のデザイナーさんはもっと無茶な変形システムを考えて欲しいなぁ〜と思う今日この頃(笑

因みに僕は変形モノはバリューとしてはアリだと思うモノの、完成させる模型として考えるとどちらかの形態で固定して楽しみたいタイプの人です^^;
(動く箇所が多ければ多いほど塗装剥げの心配が増えますからね^^;)
バンダイさんの技術力に素直に驚かされる・・・というのが4位の理由、ってコトで^^


第3位 MGVer.kaシリーズ全般

『Ver.ka』と言えば、今や定番といった感じもしますが、このカトキ枠はガンプラにとっても特別な存在。
カトキさんのデザイン自体に人気がある為、比較的自由なアイテム選定が出来(MGボールとか、衝撃的でしたよねぇ〜^^)、毎回『昔ながらのトライアル』含みのコンセプトを盛り込まれるのが素晴らしい。

ボールは多重装甲(3重だったかな?)、Wアーリー(MGのフレーム構造におけるスタイリッシュなプロポーションへの挑戦)、クロスボーン(未映像化のガンダムからのキット化)、ユニコーン(変身機構)、ν(ユニコーンへと繋がるオリジナル設定を盛り込んだキットへの挑戦)・・・等々

積み重ねてきた信頼やブランド力により、ちょっとキット化が望めないモノに『かつて無いアプローチのギミック』を積むことで商品として成立させてきただけに、これから先も何が出てくるのか、非常に楽しみな枠となるでしょう^^

かくいう僕は毎回買うけど、完成したことがないのはナイショです・・・(^_^;A
何故だ・・・???^^;


第2位 MGザクVer.2.0

Ver.2.0シリーズに対しては結構厳しい口調が続く僕ですが、キットとしての出来を考えるとこのキットの出来は本当に素晴らしいモノがあります^^

ザクと言えば、昔から『動かない&動かせない』デザインの代名詞だったんではないでしょうか?
腰回りの装甲はゴム製だ!なんて話、昔はよくしていたんですよ・・・。

それが、覆ったのはHJ誌のオラザク選手権で優勝した超絶可動のザクだったのです!(僕が知る限りでは、ね)
(確か記憶が正しければ押切さんと言う方のザクだったんじゃ?)
この作品は衝撃的な作品で、『ザクなのに動く!』『ザクなのに片ヒザが付ける!』と言う驚異の解釈を盛り込んだザクだったんです。

衝撃と共に、『まぁ、これはこの制作者の超絶な技術があってこそのワンメイクならではもので、キットという形では到底形にはならないもの』と言う認識だったんですね。

それが・・・今やバンダイさんの技術は超絶な技術をも取り込むほどに進化し・・・
3000円ほど出せば『あの驚異的なザク』を『特別難しい技術も必要なく』『接着剤すら必要ない』誰でも買えるキットに落とし込んだのです!!!

これがもう凄く驚異的&感動的(;ω;)
組み上がりのプロポーションも僕の記憶の中のオラザクの『あのザク』に似ている気がするほど、良く出来ていて、本当にザクらしいイメージを綺麗に表しているんじゃないかな?と思うワケです。

まぁ、残念なのは、毎度の主張である、『あまりに複雑に分割された内部フレーム』により、サクサク数を作れる様な仕様じゃない(むしろ苦痛w)ってコトがマイナスでしょうか?^^;
『1体作るだけなら紛れもなく至高のザク』とも言えるでしょう^^

将来このプロポーションのままで良いから内部フレームの仕様がマラサイのモノが欲しいなぁ〜と僕なんかは思うわけです^^;;

でも本当に素晴らしい1品だと思います^^
これは是非一度は体験して頂きたいキットです^^

第1位 MGドム

これは傑作キットだと思います。
冒頭でも述べた様に、満足のいくMGドムを開発する為に習作としてMGGP-02を開発する・・・なんて開発された過程をも知っているだけに、その出来上がりも素晴らしい商品でした。
何より、今この時代に見ても全く色あせない、古さを感じさせないドムの魅力を放っているところが高評価。
そしてテーマだった『重MS表現』を盛り込んだスカート裏やスネ周りの多重構造や肩や腰アーマー周りの『厚み』の再現。
全指可動出来る大きめのマニピュレーター。
そして持ったときのズッシリ感。
全てがイメージ通りのドムなのではないでしょうか?

もちろん多少記憶の美化が進んでいるところはあります^^;
(今箱開けて組もうと思うと、ランナーのアルファベットが肉抜きしようじゃないというところにゲンナリするんだろうなぁ〜・・・笑)

開発コスト、仕様、そして組み上がったときのプロポーション!
素晴らしいと共に、ガンプラ全商品の中でもかなり贅沢なキットと言えるんじゃないでしょうか?^^

これより何年もあとに発売されたHGUCドムがこのキットのプロポーションをかなり引き継いでいた事からも、あれから数年経った今でもこれより先に進化したドムの姿が未だ見えてこないほど。
ガンダムで言うところの『PGガンダム』ほど受け入れられたスタイルに何時の日か変化が来る日は・・・、『ドム革命』が再び来るときは来るのでしょうか?


・・・と言うワケで、1位は『ドム』でした^^

3位4位は若干卑怯な選択かもしれませんが、こういうのはアイテムの人気投票になりがちでしょうから、僕はどちらかと行ったらMGシリーズの節目節目での重要そうなアイテムを選んでみました^^
皆さんにはどう見えますかね?

これから先、まだまだ驚かせてくれるアイテムを発表してくれるのを楽しみにしたいところです^^

皆さんも是非ご自分の中の『My best of MG』を選んでみてください^^
投票はまだまだ続きますので、参加しようという方は是非参加してくださいね!^^

posted by シンたろー at 17:52| Comment(2) | ガンプラ話 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする